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肩甲骨の違和感

2022.10.06 | Category: 健康,姿勢,筋肉,肩こり

肩甲骨の内側がゴリゴリにこってしまう原因

肩甲骨の内側のゴリゴリしたこりの原因は菱形筋(りょうけいきん)という筋肉がこり固まってしまっていることによって起こります。

姿勢が崩れ背中が丸くなって猫背姿勢になると肩甲骨が外側に開いてしまい、肩甲骨周辺の筋肉の動きが悪くなって血液やリンパの流れが悪くなってしまい筋肉に酸素の供給と老廃物の排出がうまくいかなくなってゴリゴリにこってしまうことがあります。

 

子供に胸を張らせて肩甲骨が内側に寄った時に羽のように浮き出てくるのをご存じですか?菱形筋がこり固まってしまうと肩甲骨が外や内方向に動きづらくなり羽のように浮き出るどころか肩甲骨の内側に指が入らなくなってしまいます。ここまで筋肉が硬くなっていたら赤信号です。

 

 

肩を回したり肩甲骨を動かすとゴリゴリと音が鳴るのはなぜ?

 肩を回したり肩甲骨を動かすとゴリゴリと音が鳴るのですが・・・?と言う質問を良く受けますが、ほとんどの場合で先ほどご説明したように肩甲骨や肩関節周辺の筋肉の動きが悪くなって肋骨や鎖骨、肩甲骨の関節で音がなる事があります。ゴリゴリと音が鳴る事で何か重大な問題があるということは少ないですが、特に普段から肩こりや肩甲骨の痛みやこりを感じている様なら筋肉の状態が悪いという事が言えます。

 

 不良姿勢で長時間いることで、血のめぐりが悪くなる

筋肉の酸素がたりなくなり、乳酸などの老廃物がたまる

たまった老廃物が神経を刺激し、コリや痛みを発生させる(音がなることもあります)

かたまった筋肉が血管を圧迫し、さらに血のめぐりが鈍る

「はじめに戻る」

 

といった悪循環がからだの中では起こっていることが多いです。

 

改善としては現在、体操や肩甲骨はがしといった様々な方法があり当然それらの治療法は間違いではありません。ですが、せっかく治療しても同じ生活を繰り返すとすぐに症状が戻ってきます。まずはご自身の生活の姿勢を見直してください。正しい姿勢で生活をするだけで血のめぐり、筋肉のこり固まるといった体の負担が軽減し肩甲骨のゴリゴリの解消にも繋がっていきます。

ご興味があればまるふく整骨院へご相談ください。

肩こりと猫背の関係

2022.05.19 | Category: 健康,姿勢,肩こり

「肩こり」と「猫背」には深い関係があります。このことは特に専門知識がない方でも、「私、猫背だから肩が凝ると思う」「姿勢がわるいから肩が凝る(んだと思う)」と感覚的に感じられている方が多いです。猫背になると、肩こり・首のこり、腰痛などの症状がでますが、その中でも肩こりが一番多いようです。では、なぜ猫背だと肩こりになりやすいと思いますか?

 

なぜ猫背だと肩がこるのか?

1、背中の筋肉に負担がかかる

猫背になると顔と肩甲骨が常に前に出ている状態になります。その姿勢を維持していると、背中の肩甲骨まわりの筋肉に負担がかかり、肩こりになりやすくなります。

 

2、腕や肩を動かす時に、筋肉や関節に負担がかかる

肩が前に出るということは、肩甲骨が前に出ているということです。腕の骨は肩甲骨についているので、ずっとその位置のまま腕や肩を動かしていると肩の関節や筋肉にどんどん負担がかかって肩こりになりやすくなります。

※野球肘なども、意外とこういうことが原因で起こります。

 

3、筋肉が酸欠になる

猫背で背中が丸まったままだと、大きく息を吸ったり吐いたりできないため呼吸が浅くなります。そうすると筋肉に十分な酸素がいきわたらないため、負担のかかった筋肉は疲労していき、肩こりがひどくなります。

 

 

猫背の姿勢なると肩こりだけでなく別の症状がでることもあります。健康な生活を送るためにも姿勢を意識してみてください。

日常で必要な足の筋肉

2022.05.06 | Category: セルフケア,健康,姿勢

以前お話をした内容もありますが、数ある足の筋肉の中でとくに日常で必要な足の筋肉の働きを紹介します。

 

内転筋

内ももの筋肉で、脚を内側に引き寄せることで働き、片足で立つときは骨盤を安定させることに働きます。

 

大腿四頭筋

大腿の全面を包んでいる4つの筋力からなり、歩くときや階段を上がる時に膝折れを防ぐように働いたり、階段を上がるときに身体を上に押し上げる筋肉です。

 

ハムストリングス

大腿の裏側にある3つの筋肉からなり、走ったり、歩いたりするときのアクセルの役目をし、膝を曲げる、股関節を伸ばすのに働きます。股関節は上半身と下半身を結ぶ関節で、この関節の働きで人間は二足歩行が可能になりす。

 

ヒラメ筋

アキレス腱とつながるふくらはぎの奥にある筋肉で、歩くときに最後に地面を押し出す筋肉で、重心を前に送る歩行には必要な筋肉です。

 

 

足の筋肉が弱くなることで起こりやすい症状

 

慢性膝痛、慢性腰痛

内転筋が弱ると膝のお皿が安定しなくなり大腿四頭筋とハムストリングスが弱ると膝の屈伸力が低下し、ヒラメ筋が弱ると地面を蹴る力が弱くなります。そのため、歩行の際に膝関節に無理がかかり膝痛を起こしやすくなります。

 

外反母趾

外反母趾は靴などの状態や、正しく歩けていないために母趾を使えていないことが原因です。正しく歩けていないと脚筋が弱ります。脚筋が弱ると正しく歩けないのです。外反母趾の予防と改善には足の筋肉を強化することが有効で、とくに内転筋とヒラメ筋の強化が必要です。

 

冷え性、むくみ

血液は心臓から出て足の先まで流れて戻ります。足の筋肉がきちんと機能していれば、膝から下の部分への血流がよくなります。これらの足の筋力の低下は足ばかりでなく全身の血流障害になるので、男女を問わず冷え性やむくみの原因になります。

 

歩くのが遅くなる

内転筋が弱ってくると骨盤が安定しなくなり、その結果、姿勢が崩れて歩きにくくなります。

 

 

他にも必要な筋肉は存在しますが歩行に関してはまず紹介した4つの筋肉を意識してみてください。

ギックリ背中

2021.11.25 | Category: セルフケア,姿勢,筋肉

ギックリ背中の前症状

ギックリ背中は急に背中に激痛が走ることがありますが首を下に向けると首元から背中にかけて痛みを感じるくしゃみや息を吸うと背中が痛いなどの「我慢できるくらいの痛みや違和感」が続いてくると注意が必要です。

 

ギックリ背中の原因

長時間同じ体勢で起こる体の歪みデスクワークで長時間同じ体勢や、肘を付いて横になりながらスマホなど長時間同じ体勢を続けると背中に負担がかかり症状がでやすくなります。

 

猫背、姿勢が悪い

お伝えしたことがあるかもしれませんが、普段から猫背気味で姿勢が悪いと背中の筋肉に常に負担をかけているので背中に痛みがでてきます。

 

ギックリ背中の予防法

 

適度な運動を心がける!

ギックリ背中の多くは筋力の低下によって起こるため、日常的に運動をして筋力を保つことが重要です。ストレッチやウォーキングなど無理のない運動を生活の中に取り入れるようにしましょう。ただし、過度な運動は筋肉疲労を招き逆効果となるので注意してください。

 

姿勢を改善する!

ギックリ背中を予防するには正しい姿勢を身につけることも大切です。姿勢が悪いと重心が安定しなくなり体のさまざまな部分に負担がかかります。正しい姿勢を身につけることで体への負担が大幅に少なくなりギックリ背中の予防にも効果的です。

 

重たいものはゆっくり持つ!

ギックリ背中は重たいものを持つ時の急な負荷がきっかけとなって起こる場合が多く出来れば避けてもらいたいですが、重たいものを持つ時はゆっくりと持ち上げるようにしましょう。背筋を真っすぐ伸ばし足の屈伸を使って持ち上げるように意識してください。

もし、ギックリ背中になってしまった場合は…とにかく安静にしてください。安静にするのが一番大切です。また、初期症状は炎症がひどく熱を持ってる状態です。湿布や氷嚢で冷やしなるべく動かないようにしましょう。

 

座位での注意

2021.10.18 | Category: 健康,姿勢

正座

床に直に座る場合、一番腰の負担にならない座り方は「正座」です。正座をすることにより骨盤が正しい位置に納まるため、腰へかかる力が軽くなります。さらに、正座で背筋を伸ばすと自然に腹筋を使うので、お腹に余計な脂肪がつきにくくなります。このように正座は体のバランスをとって腰痛を軽減するのに非常に優れた座り方でありますが、膝に負担が掛かりやすいため膝に痛みがある方は長時間の正座に気をつけてください。

 

横座り

床に直に座る際、女性は横座りをする方が多いかと思います。横座りは体が自然と斜めになってしまうので腰に大きな負荷をかけてしまいます。また、無意識に同じ方向に足を崩すクセがつくため負荷をかける場所も同じとなり、骨盤の歪みが慢性化し結果的に腰痛を引き起こす原因となります。横座りは足の血流も悪くなってしまうので、なるべく避けるようにしましょう。

 

あぐら

女性であぐらで座る人は少ないですが、男性ならば畳の上や床の上に座る際にあぐらで座る人は多いと思います。あぐらで座る時、人の体は自然と上半身が前のめりとなってしまうので気づかないうちに腰に負担をかけています。上半身が前のめりの状態が続けば猫背にもなりやすいので注意は必要です。また、あぐらは腰ばかりでなく股関節にも負荷がかかりますので下半身の骨盤がずれやすくなります。気持ち的には楽なあぐらですが、腰や股関節などの痛みがでてるときは控えるようにしましょう。

 

体育座り

「体育座り」、または「お山座り」と呼ばれる座り方は「最も腰痛になりやすい座り方」と言われています。正座でもあくらでも腰痛の原因は猫背に起因するものですが、体育座りの場合はその猫背をさらに前倒した座り方になり椎間板に負荷が掛かりやすくなります。さらに両膝を抱きかかえるように丸くなって座ると猫背に拍車がかかり、腰痛はおろか体に無理のある体勢になるため肩こりも発症することになります。どうしても体育座りをしなければならない状況であれば体育座りをする際にお腹を反るように座れば多少は負荷が軽減されるのでお試しください。

 

 

一番ゆっくりできる自宅でも普段からの座り方で腰や背中に負担を掛けていることもあります。今回の内容を機に座り方を気をつけて正しい姿勢を身につけていきましょう。

 

反り腰

2021.10.05 | Category: セルフケア,健康,姿勢

反り腰とは骨盤が前傾していて、自然と重心が前のめりになり、身体はそれを直そうとして腰を反らせて立とうとします。

 

また、本来の体の正常なS字を維持できなくなっている状態を指し、胸元が前へ出て、腰が極端に反りお尻が出てしまっている状態が特徴です。さして太っているわけでもなく、お腹の脂肪が多いわけでもないのに「ぽっこりお腹になりがちな方」「極端にお尻が目立つ方」は反り腰の可能性が高いかもしれません。反り腰は腰やお尻、背中の筋肉に無理な負担をかけるため、腰痛や坐骨神経痛、背中の痛みの原因の一つとなります。

 

反り腰になってしまうその原因とは

原因は様々あるかと思いますが1番多い原因は、普段の生活で運動をする習慣が減ったことによる運動不足が原因だと思われます。昔と比べて歩く頻度が減っているという方も多いのでは無いでしょうか?そして地方に行けば行くほど移動はもっぱら自転車や車という方が多いので余計普段から歩くという習慣が少なくなっているかもしれません。実は普段からこの【歩くという行動】をしていない影響により、反り腰の方が多くなっています。

 

運動不足により筋力低下が反り腰を招く

反り腰になる原因は足の上げ下げに使う筋肉(大腰筋)が大きく影響しています。大腰筋は腰の骨から足の付け根の内側にかけて付着している筋肉で、主に足の上げ下げに使われる筋肉で歩く際に使う筋肉です。この大腰筋の筋力が弱くなると股関節を内またの状態にします。

股関節が内またの状態では身体(腰)は不安定なので身体の安定を保つために背中側にある筋肉が過剰に働くことになります。そして筋肉が過剰に働くことにより腰はやがて腰が反り過ぎてしまうとなってしまうのです。

 

ハイヒールと反り腰

女性で反り腰が多い理由の一つです。ハイヒールを履くとつま先に体重がかかり、前重心になり前傾姿勢になります。前に倒れないようにバランスをとろうとして腰を反らせるので、自然と反り腰になってしまいます。

仕事でハイヒールを履くことの多い人は、仕事以外ではなるべく運動靴など歩きやすい物を履き正しい姿勢を意識してみましょう。

 

 

反り腰はスタイルが悪くなり、腰痛の原因になります。毎日デスクワークをしていたり、ハイヒールを履いている女性は、反り腰になりやすいですので、自分が反り腰だということに気づいたら立ち方を意識し歩くことも増やせるようにしていきましょう。

反り腰が治る事でスタイルだけでなく疲労感、痛みがなくなり生活が変わるかもしれません。

骨盤周囲の筋肉②

2021.08.17 | Category: セルフケア,姿勢

体を動かすことが多い人はハムストリングという筋肉を聞いたことがあると思います。骨盤の下から膝の裏側をつないでいる筋肉で、歩くときに足を蹴りだす働きがあります。

ハムストリングは下半身を動かす重要な役割を担っていますが、普段意識して使われることが少なく、日常生活の中で鍛えるのは難しい筋肉といわれています。つまり、意識して鍛えないと筋肉が衰えて姿勢が悪くなったり、柔軟性がなくなって固くなります。この筋肉が固くなることで骨盤の動きを妨げてしまい、ちょっとした動作でも腰の骨だけ動いて、骨盤は動かない状態になります。

ハムストリングは骨盤の動きに合わせて伸びることがあり、筋肉が固い状態でそれでも前に屈もうとすれば、それだけ腰に負担が掛かり痛みを引き起こします。また、ハムストリングが固い状態で走ったり、ジャンプしたりする事で痛めてしまうこともあり、場合によっては肉離れといった大きなケガの原因にもなりかねません。

 

年齢や運動不足が一般的ですが、日常のある動作によって固くなります。それは、座っている時の姿勢です。お尻が引っ込んでおへそが引っ込みおしりが垂れ下がった状態で腰掛ける つまり、座面に浅く腰掛けた姿勢が悪い状態の座り方をすると骨盤が後傾という状態になります。  この骨盤の後傾状態になるとハムストリングは使われないので固くなる原因になります。  

座り方を変えるだけでも腰の負担も軽減されますのでもう一度、座る姿勢を見直してみましょう。

 

 

固くなった筋肉はストレッチで伸ばすことができます。立った状態で膝を曲げないように前屈し、太ももの後ろに伸びるのを感じるまでハムストリングスを伸ばしていきます。年配の方はこのやり方でストレッチをするとバランスを崩して転んでしまう恐れもあるので、脚をまっすぐ伸ばして床に座り、同じように膝を曲げずに体を前屈します。つま先を触ることを目標にしてみてください。注意してほしいのがストレッチは反動をつけて一気に行っても効果はありませんのでゆっくり伸ばしていきましょう。

                       

 

 

 

お伝えしたハムストリングの内容は、ほんの一部分です。他にも固くなる原因やストレッチの内容はたくさんあります。足の筋肉は負荷が掛かりやすいので改善するのに時間がかかることもありますので悩まれている方は早めの治療を心掛けましょう。

床での座り方について

2021.07.28 | Category: 姿勢

こんにちは。

皆さんは床に座るときの格好を気にしてませんか?椅子に座る格好はこのコーナーでお伝えした正しい姿勢でいいのですが、自宅では床に座ることが多くどうしても体のバランスが悪くなってきますよね?

当院でも座る格好についての質問が多いのでお悩みの方は今回の内容を参考にしてみてください。

 

 

正座

床に直に座る場合、一番腰の負担にならない座り方は「正座」です。

 

正座をすることにより骨盤が正しい位置に納まるため、腰へかかる力が軽くなります。

さらに、正座で背筋を伸ばすと自然に腹筋を使うので、お腹に余計な脂肪がつきにくくなります。

このように正座は体のバランスをとって腰痛を軽減するのに非常に優れた座り方でありますが、膝に負担が掛かりやすいため膝に痛みがある方は長時間の正座に気をつけてください。

 

 

横座り

 

床に直に座る際、女性は横座りをする方が多いかと思います。

横座りは体が自然と斜めになってしまうので、腰に大きな負荷をかけてしまいます。

また、無意識に同じ方向に足を崩すクセがつくため、負荷をかける場所も同じとなり、骨盤の歪みが慢性化し、結果的に腰痛を引き起こす原因となります。

横座りは足の血流も悪くなってしまうので、なるべく避けるようにしましょう。

 

 

あぐら

 

女性であぐらで座る人は少ないですが、男性ならば畳の上や床の上に座る際にあぐらで座る人は多いでしょう。

あぐらで座る時、人の体は自然と上半身が前のめりとなってしまうので、気づかないうちに腰に負担をかけています。

上半身が前のめりの状態が続けば猫背にもなりやすいので注意は必要ですよ。

 

また、あぐらは腰ばかりでなく股関節にも負荷がかかりますので、下半身の骨盤がずれやすくなります。

気持ち的には楽なあぐらですが、腰や股関節などの痛みがでてるときは控えるようにしましょう。

 

体育座り

 

 

「体育座り」、または「お山座り」と呼ばれる座り方は、「最も腰痛になりやすい座り方」と言われています。

正座でもあくらでも腰痛の原因は猫背に起因するものですが、体育座りの場合はその猫背をさらに前倒した座り方になり、椎間板に負荷が掛かりやすくなります。

さらに両膝を抱きかかえるように丸くなって座ると、猫背に拍車がかかり、腰痛はおろか体に無理のある体勢になるため肩こりも発症することになります。

 

どうしても体育座りをしなければならない状況であれば、体育座りをする際にお腹を反るように座れば、多少は負荷が軽減されるのでお試しください。

 

 

一番ゆっくりできる自宅でも、普段からの座り方で腰や背中に負担を掛けていることもあります。今回の内容を機に以前お伝えした立ち方と合わせて座り方も気をつけて正しい姿勢を身につけていきましょう。

筋肉と使い方が大切です

2019.09.12 | Category: セルフケア,姿勢

前回、股関節は大きく動く関節で色々な筋肉に関連するとお話をしました。

皆さんも股関節の意識が少し変わられたと思います。お伝えしましたが股関節の状態によっては腰痛や膝痛にもなりかねません。皆さんの健康のサポートができるように今回は引き続き股関節のお話をしていきますね。

 

股関節周囲の筋肉

大腿四頭筋(前太もも)

大腿四頭筋が硬くなると股関節の痛みを発症することがあります。人体で一番大きい筋肉でもあり、股関節の全面を覆う筋肉です。この筋肉を柔らかくすることで日常では足を上げる動作が楽になります。

ハムストリングス(裏太もも)

ハムストリングスが硬いとこれも股関節の痛みに直結することがあります。

大腿四頭筋の真裏についている筋肉であるため日常では膝を曲げたり、歩行時に働いたりしています。この筋肉を柔らかくすることで歩行動作も楽になり股関節がスムーズに動くようになります。

 

内転筋(内もも)

内転筋は足を横に開いた状態からもとに戻す動きに使われます。

股関節でいうと足を閉じる動作です。骨盤の横部分を支えている筋肉で骨盤の安定性をキープする大きな役割を担っています。

大殿筋(お尻)

大殿筋は足を開く動作に関連しているため、外側に開いたときに股関節の痛みや硬さを感じる方はこの部分に問題があります。もちろんストレッチ等をして柔らかくしておくことはとても効果的です。

 

これらの筋肉が固くなってくると股関節の固さ、腰痛が現れやすいのです。

ですが筋肉や関節が柔らかいのに越したことはありませんが大事なことは「正しい体の使い方」を身につけることです。

特に股関節は体の使い方が悪いと動きが著しく低下してしまいます。そうなると股関節痛はもちろん、腰痛や膝の痛みまで発生してしまうこともあります。

 

前にお伝えした正しい立ち方を覚えていますか?

股関節はしっかり体重が乗ると安定し、動き出す時に体を前方向に押し出してくれる作用をします。股関節が本来の動きを発揮すると、負荷も少なくなり、自然と関節の柔らかさも出てきます。

 

結局、関節が固くなるのは関節に過度の負荷がかかることで起こることが多いですので、負荷を軽減して関節を固める理由をなくしてしまえばいいのです。股関節が本来の動きを取り戻せば体に悪い影響を与えなくなり、今まで以上の快適な生活を送ることができます。

 

今回は立ち方で説明しましたが、歩き方、座り方などでも股関節は影響がでてくる関節です。

以前からお伝えしている普段の姿勢を身につけるだけで股関節だけでなく体全体の健康につながります。

もう一度ご自身の姿勢を確認して健康な生活を送れるようにしていきましょう。

立ち方で負担軽減

2019.04.19 | Category: セルフケア,姿勢

こんにちは。

皆さんは立っている時の姿勢は気をつけていますか?

最近、当院では通勤中、仕事中、買い物中など立っているだけで腰が痛くなるという患者様を診察することが増えています。

以前にも姿勢についてお伝えしたかと思いますが、立ち方を変えるだけで体にかかる負担が減り、痛みに悩まされることも少なくなりますよ。

 

 

もう一度、姿勢ついて説明しますね。

 

猫背など背中が丸まった姿勢になると、頭が体の前方に出る体勢になります。頭は非常に重いため、正しい姿勢のときには前後にS字カーブを描いた背骨によって支えられているのですが、猫背になると頭の重さを支えるためにさまざまなところに過度な負担がかかってきます。そのため、首や背中、腰などに力がかかり続け、疲れが取れない状態になってしまいます。これが腰痛や肩こりの原因となります。

猫背 動物

 

 

猫背は頭やあごが体の前方に突き出るような体勢になるため、腰だけでなく首や肩にも良くありません。また、骨盤の歪みにもつながるため下半身への影響もあります。猫背だけでなく一見、姿勢が良く見える背中を反るような伸ばし方で立つことも、腰への負担が大きいので控えましょう。

また、無意識に片方の足に体重をかけるような姿勢を取っている人もいるかもしれません。

多いのが利き腕と反対の足に重心を乗せていることです。こちらも体全体が歪んでしまうため、なるべく注意しましょう。

 

 

正しい立ち方

 

当院では患者様に正しい立ち方をお伝えしています。

今回それをご紹介します。

 

①踵をつけてお尻をキュッと引きしめましょう。

②お尻を引いて踵に体重を乗せましょう。

③恥骨を持ち上げるように下腹に力をいれましょう。

④一旦、大きく息を吸い込み、胸骨を持ち上げます。そのままの状態でゆっくり息を吐きます。

⑤顔はそのままで頭を少し後ろにスライドさせましょう。

 

正しい姿勢と悪い姿勢

 

ポイントは耳・肩・腰・ひざ・くるぶしが一直線を描くように立つことです。

 

 

いきなり正しい姿勢を身につけるのは難しいと思います。まずは「気づいたら」正すをしてみてください。仕事中は作業上の都合で正しい立ち方ができないことがあるはずです。ですが、ご自身で気づいて姿勢を正していくと段々とそれが自然にできるるようになってきます。無理に徹底しすぎずにご自身のペースで繰り返すのが大切ですよ。

 

文章で立ち方をお伝えしましたが当院でも直接お伝えしますので姿勢で悩まれている方は、まるふく整骨院に是非ご相談ください。