Blog記事一覧 > 12月, 2021 | まるふく整骨院の記事一覧
年末年始の生活を気をつけてください
胃痛
クリスマスパーティーや忘年会、お正月のごちそうなどの年末年始はついつい食べすぎ・飲みすぎになりがちです。胃腸に負担がかかりすぎると、体調を崩して胃痛・腹痛を起こしてしまう可能性もあります。さらに仕事内容にもよりますが、12月下旬からの冬休みがあるために年末の仕事のスケジュールが忙しくになるとストレスが原因で胃腸へ負担も増大します。ただでさえ仕事が忙しく胃腸に負担がかかっているところに食べすぎ、飲みすぎで食事のバランスが崩れた生活が続くと、胃腸が正常な状態を保てず体調を崩したり胃腸の病気にかかってしまう可能性が高まります。また、胃腸のトラブルは肩の痛みに関わる事もあります。
寒さの強まる真冬の時期は、風邪やインフルエンザの流行にも気をつけないといけませんが、胃腸も大忙しの年末シーズンは特に意識して暴飲暴食に注意してもらいたいです。
コタツ
コタツで寝ると下半身は温められエネルギーを消費しませんが、上半身は冷気にさらされるため体温を上げようとエネルギーを必要とします。こうした下半身と上半身の体温に差が生じ体温調節がうまくできないと自律神経が乱れ、免疫力が低下して風邪をひきやすくなります。また、狭いコタツで長時間同じ姿勢で寝転がっていることにより、体が疲れてしまったり、肩こりや腰痛などの痛みを引き起こしてしまいます。これがギックリ腰の原因になることもあります。
人混み
寒い中に初詣に行ったり、旅行に行ったり大勢集まるところでウイルスが広がりやすいのはご存知だと思います。インフルエンザも含めて風邪を引き起こすウイルスは、今の時期のように乾燥して寒い時に繁殖しやすいです。感染、発症する事で咳が出て、それがきっかけでギックリ腰になる事も珍しくありません。少しでも予防する為に外出の際にはマスクの着用帰った後は手洗いうがいをしっかりとしましょう。
来年もまるふく整骨院スタッフ一同、多くの人々の幸せに貢献するように頑張っていきます。それでは皆さん よいお年を。
炎症期のコルセット
コルセットは痛めた腰の安静を保ち腰椎を安定させる効果があります。ギックリ腰になった直後など、なるべく腰を動かさない方がいい時期(炎症期)にはコルセットが有効です。正しい姿勢でいることを助け腰が動きすぎるのを防ぎます。
炎症期以降のコルセット
炎症期を過ぎ痛みがある程度軽減した後であれば、コルセットを使う必要はありません。コルセットで腰を固定しすぎると、腰痛の改善に逆効果になってしまうことがあるからです。腰痛治療では腰を安静にしすぎるよりも、積極的に動かす方が治りが早いともいわれています。どうしても使いたい場合は、柔らかい材質で締め付け過ぎないコルセットを着用しましょう。
コルセットの使いすぎに注意しましょう。
ギックリ腰の直後にコルセットを装着すると腰の痛みが軽減されるからと言ってずっとコルセットを使いっぱなしにすると、逆に腰痛の治療を遅らせてしまう可能性があります。コルセットを着用したからといって腰痛が治るわけではなく、装着する時間が長いと腰痛の完治が遅れることがあります。
コルセットを多用するのは1週間から長くて2週間にしておくのがオススメです。ただ、使用する期間については個人差があるので、独断で決めるのではなく、私共専門の先生に相談して決めることをお勧めします。もし腰痛の症状が落ち着いて来たら1日中使うのではなく外出中だけ使う、運動するときだけ使うなどルールを決めて使いましょう。
コルセットは体に合うものを使う
コルセットの大きさは自分に合ったものを使います。大きすぎはコルセットの効果が薄くなり、小さすぎは腹部や腰が圧迫されて負担になってしまうこともあります。なるべく自分のサイズに合ったものを使ってください。
とにかく安静にする
ギックリ腰になってしまったらまずは安静にしましょう。自宅であるならば腰に負担をかけないように壁伝いに歩いて横たわれる場所まで行き腰に負担のかからない体勢で横になります。家族がいる場合は手を借りて横たわらせてもらいましょう。ギックリ腰の応急処置の寝方は、痛む方を上にして横向きになるのがいいです。また、背中を丸めて膝と膝との間にクッションや丸めた毛布などを挟めれば更に腰の負担を軽減できます。
痛む部分を冷やす
ギックリ腰では患部に炎症がみられる可能性も考えられ熱感を確認できることもあります。炎症の痛みを抑え緩和させるためにもなるべく早めに患部を冷やしましょう。 発熱の際に使われる変容タイプの冷却枕やアイスパックまた、氷嚢や水をくぐらせた氷を数個ビニール袋に入れたものを用意します。直接冷やすと皮膚を傷めてしまうかもしれませんのでタオルを介したりハンカチを巻くなどしてください。冷却アイテムが用意できたら患部へ約10分間当てましょう。血管を収縮させ痛みを和らげます。
コルセットをつける
ギックリ腰なった場合、2~3日は安静にしているのがいいのですがどうしても動かないといけない場合があるかもしれません。そういう時はコルセットを使いましょう。コルセットの効果は、腹部を適度に圧迫することで腹圧を上げ、身体の内側から腰を支える腰椎への負担を軽減する役割を果たします。そうすることにより腰回りの筋肉がサポートされ痛みがでないような姿勢を保つことも可能になります。
急性的な痛みには温めるのは逆効果
ギックリ腰になった直後は、炎症を起こしている状態です。患部を冷やして血流を減少させ炎症を抑えることが出来るのですが、逆に温めてしまうと患部の血液循環が活発になり炎症反応が強くなってしまい結果的にとてつもない痛みがでることがあります。なのでギックリ腰になった直後は患部を温湿布などで直接温めるのはもちろん、お風呂やサウナも避けた方がいいです。
またギックリ腰になった直後は飲酒を控えることもお勧めします。お酒は血行を促進させ、体を温める作用があるため痛みが引くまではお酒は控えましょう。
ちなみに温めるのは痛みのピークが過ぎ、日常的な動作が出来るようになってからです。体を動かして痛みがでなければ炎症が引いていますのでそこからお風呂に入り温める処置に切り替えても大丈夫です。
今回お伝えしたギックリ腰の処置はあくまで応急的なことです。症状の強い方はこの処置でも痛みが消えないこともありますのでもし突然のギックリ腰になってしまった場合は早めに医療機関へ受診しましょう。
くしゃみと腰痛の関係
腰痛を持っていない人にはくしゃみと腰痛に関係性はないと思われるかもしれませんが腰痛持ちの人にとってはくしゃみ1つも腰に響くので慎重になってしまうものです。
そんなくしゃみと腰痛の関係は、普段から腰痛を感じている人に限ったことではありません。
◇くしゃみをしたらギックリ腰に!
◇くしゃみしただけなのに、腰に力が入らなくなった!
◇くしゃみをしたら腰に激痛が走った!
こんなことが本当に急に起こることがあります。
くしゃみで起こる腰痛は、表面の筋肉ではなく深い層の筋肉がダメージを受けていることが多いです。
身体の異物を排除するために咳、くしゃみをするわけなのでそれらをを止めるのは別の意味で悪い症状を引き起こすリスクがあります。
そのため、咳自体は出るのを邪魔すべきではありませんが、できる限り身体に衝撃が響かないようにしなければなりません。咳が出るとどうしても身体は前かがみになってしまいますが、その急な動きがギックリ腰などの腰の症状発生につながります。
そこで前かがみになる時、身体の全負担が腰にかかることを防ぐため手をついて衝撃を和らげる工夫をしましょう。咳が出るときの身体の体勢の際、大きく分けると立っている時・座っている時の2パターンに分かれると思います。
立っている時は、テーブル・壁などに手をついて前かがみになることで、勢いを逃がしてやります。
座っている時は、自分のひざに手をついて前かがみになりこちらも同じく勢いを分散させます。
ちょっとした工夫によってつらい症状につながるのを防ぐことができます。くしゃみ、咳をすることを邪魔するのではなく咳をしたときの衝撃が身体に響かないようにするのが大切です。この時期は体調を崩しやすいのでご自身でできる対策をして体の不安を減らすようにしましょう。