Blog記事一覧 > 腰痛 | まるふく整骨院 - パート 2の記事一覧
前屈の腰痛
前屈したときに痛みが出る腰痛。このタイプは、長時間にわたって腰を前に曲げている姿勢や中腰の状態で長時間いるといった不良姿勢をしていたりすることが多く、さらには腰を捻った、不用意に物を持ち上げたなどの動作がきっかけとなったりして腰痛症になったと考えられます。足裏~背中にかけて筋肉の緊張があるために前後バランスを崩しています。おしりが下がっているのも特徴です。
前屈の腰痛が起こる人
私たちの腰に負担のかからない姿勢をつくる上で大切なことは、背骨にあるカーブが正常に保たれていることです。前かがみで腰が痛くなる人の多くは、このカーブが損なわれてしまい、腰を支える筋肉に負担がかかったり、腹筋や背筋の弱化で背骨のカーブが損なわれやすくなっていることが考えられます。
長時間座っている人や車の運転が長い人、中腰姿勢の多い人は特に注意が必要です。また、背骨のカーブが理想的ではない場合は、長時間立ったままの姿勢からの前屈でも腰痛が出ることがあります。
しびれに注意
少し不安になる前かがみの腰痛もあります。それは、お尻、太もも裏、ふくらはぎ、足の指などに痛みやしびれを伴う場合です。どの部分に痛みやしびれが出るか、また、可能な前かがみの角度は、腰の状態によって違います。この場合は、咳やくしゃみ、トイレでお腹に力をいれることが辛いこともあります。ひどくなると歩けなくなることもあるため、こういった症状がある場合は、早めに治療することをお勧めします。
改善するには姿勢から
ポイントになるのは、背骨の正しいカーブを保つことです。座る時間の長い人は、腰から背中にかけて丸くなりやすい傾向があり、その座り方が習慣化されると、猫背姿勢になってしまいます。この猫背姿勢を改善して背骨の自然なカーブを保ち、腰の筋肉を疲労させないようにすることが必要です。
椅子に座る時は深く腰掛けて坐骨で座るように心がけましょう。また、椅子に骨盤矯正のようなクッションを敷いて腹側を低く、背中側を高くし背筋を伸ばすようにするのもいいですよ。
もし可能ならば姿勢を悪くしている椅子を替えるのもいいかもしれません。
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小さな痛みでも長い期間放置すれば大きな痛みになり治りも遅くなる事もあります。もしいつもとお体の調子が違うと感じたらそのままにせずお気軽にまるふく整骨院に相談してくださいね。
内臓疾患が原因の場合はどんな症状が出るの?
安静にしていても痛みがあるというのが、内臓疾患が原因の腰痛の特徴といえます。
姿勢や体の動きに影響されない痛みが、主に腰の上部のあたりにあらわれます。
背中を叩くと背部から腹部にかけて鋭い痛みを感じる場合は、膵臓や腎臓などの後腹壁臓器という疾患を疑うことができます。
結石などはギックリ腰のように感じることもあります。
胃腸の不調が腰痛に
胃腸と腰の関連性はあまり有名ではありませんが、
胃腸が弱くなって腰痛になる場合もあります。
内臓疾患から腰痛になる場合もよく聞きます。
内臓が疲労などにより弱ってしまうと内臓が固くなってしまいます。
本来内臓を助けて支えているまわりの筋肉、腹部の筋肉も衰えて硬くなり、
筋肉がカバーしていた圧力が腰への負担となっていきます。
腰部の筋肉が圧迫により血流が悪くなり、
腰痛を発症してしまうという事になるのです。
病気でなくても内臓が疲れているなと感じることは皆さんも経験したことはあるのではないでしょうか?
食べすぎや飲みすぎの後に胃がもたれているのを感じたことなどありますよね。
分かりやすく言うとそんなイメージですね。
そのような内臓の疲れから、腰に痛みが出る事多いですよ。
便秘からの腰痛
便秘で便が塞き止められ、大腸が圧迫され肥大することで腰を圧迫して腰痛を引き起こすケースが見受けられます。
これに気が付いてない女性が多いです。
便秘の状態が慢性的に続いていると、「腰痛になる一歩手前の状態」が引き起こされてしまいます。
便秘の慢性化すると、腸内に便と便から発生されたガスが溜まっていき、腸を膨張させてしまいます。腸が膨張すると周辺の器官や血管、神経などを圧迫してしまい、それが血液循環の悪化などを引き起こします。
血液循環が悪くなると、滞っている場所に疲労物質が溜まっていくため、腸に近い腰の部分は、腰痛などの痛みを発生しやすくなってしまうのです。
これらの理由から、便秘の状態が慢性的に続いている人は特に、同時に腰痛を引き起こす可能性が高いと考えられます。
このように内臓に負担が掛かり腰痛がでることがあります。
内臓に疲れがたまってると感じる方は食事や睡眠、私生活を見直したり、専門の内科に受診することもおすすめします。
全ての症状は早期発見、早期治療大切です。ご自身の体をしっかり把握しときましょう。
皆さんは腰痛と年齢を気にしていますか?腰痛の原因は様々ありますが年齢の問題と考えている方も多いと思います。
そこで今回は腰痛と年齢について少し触れてみようと思います。
高齢者の腰痛
お年寄りでよくあるのがこちらです。
転んでしりもちをついた時などに腰痛が起こり、強い負担が掛かると背骨の骨折が起こることもあります。
骨粗しょう症などで骨が弱くなっていると、椅子にドスンと座っただけでも折れることがあり、その影響で腰痛を起こすこともあります。
年配の方はくしゃみや咳などの動作で痛めることがあるので注意が必要です。
中年層の腰痛
30代から40代の中年層は、仕事とプライベート共に最も充実する年代であると同時に無茶をしがちな年代でもあります。若い頃の感覚で力仕事を始めて、ぎっくり腰を発症するケースは少なくありません。また、日曜日に同僚や上司とゴルフに出かけて腰を痛めてしまうケースもあります。この年代の腰痛は、日頃の運動不足と若さのアピールが相乗効果を起こした結果であることが多いと言われます。
青年層の腰痛
10代後半から20代の青年層では、日常的にスポーツを行なっている人を中心に腰痛が見られます。青年層は体力が充実している時期なので、体力の限界まで運動した結果として疲労性の腰痛を引き起こすことが多いのです。また、椅子に長時間座ることが多い年齢層でもあるため、慢性的な腰痛を患っている人も少なくないようです
子供の腰痛
成長期にある10代半ばまでの子供は、骨や筋肉が日ごとに成長しているため腰痛に苦しまされることが少ないといえます。しかし運動中などに腰を強く打った結果、腰痛を発症してしまうことも充分にあるのが悩みです。小さい子供は回復力の高さで、自分のしたケガの重さが認識できないこともあるので注意が必要です。
腰痛は生活習慣によってどの年代にも起こりうるものといえます。
基本的に、腰痛は安静を保っていれば長くても数ヶ月で完治する症状です。つまり、回復力の高い子供にとって腰痛はあまり悩みの種ではないともいえます。しかし、中年層の方はじっと安静にしていられない事が多く、腰痛を慢性化させてしまうことも少なくないのです。
高齢層になればなるほど、治りが遅く腰痛が日常的になってしまうため完治を諦めてしまう方もいます。
ですが、腰痛はしっかりと治療し生活習慣を見直せば治せる症状です。悩まれている方は、まずご自身の症状を把握しその上で適切な治療を行いましょう。もちろん当院でも腰痛治療をしていますのでお気軽にご連絡くださいね。
少し遅めの衣替えになりました。とくに朝晩が冷えてきましたので寝起きの体調には気をつけてくださいね。
おそらく一度は経験したことがある背中のコリ感。
人によっては寝てても起きてても辛く、痛みとはまた違う不快感が続く方もいます。
知っているようで知らない方も多いようなので、背中コリ感について今回はお伝えしますね。
硬くなった背中の筋肉
背中には広背筋(こうはいきん)、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、僧帽筋(そうぼうきん)というさまざまな筋肉があります。これらの筋肉が正しい姿勢を保ち、日常の動作を支えるのです。
筋肉は縮んだ状態と緩んだ状態を繰り返しバランスを保っています。ところが長時間同じ姿勢を続けたり、重い荷物を持つなど負荷をかけたり、緊張した状態が続くと筋肉は収縮したままです。筋肉が緩まず縮んだ状態が続くと血流が悪化します。
血流が悪化することで酸素が行き届かなくなり、乳酸など老廃物が溜まって筋肉が硬くなってしまいます。これが「コリ」の原因なのです。「背中がガチガチ」「背中が重い」などと感じたときは、背中の筋肉がコって硬くなっていると考えられます。
背中のコリの原因はさまざまですが、姿勢の悪さも原因の一つです。
背筋を伸ばし、胸を張り、骨盤を立てて正しい姿勢で立つためには全身の筋肉を使います。とくに背中の筋肉は重要です。筋肉は鍛えないと衰えます。筋肉が衰えていると正しい姿勢を維持できません。
人間の頭は重いため、頭を支えるための筋肉が衰えていると自然と頭が前方に傾き、これに伴い首が曲がり、さらに背中が曲がって猫背になってしまいます。デスクワークではPCを使うことが多く、前傾姿勢になりがちです。スマホを見るときもうつむいている状態ですから、どうしても頭が前に出て、猫背になりやすくなります。
悪い姿勢のままでいると筋肉は悪い姿勢に合わせてバランスを取ろうとし、正しい姿勢を保つための筋肉が衰えたまま悪い姿勢を保つ筋肉が定着してしまいます。
動きにくい肩甲骨
肩甲骨は両肩にある三角状の大きな骨のことです。背中がコったときには、この肩甲骨周辺を指圧したりマッサージすると楽になる感じがします。肩甲骨周辺を動かすことでこりが解消されそうですが、実は肩甲骨を動かすのは意外に難しいのです。腕を回す動作は肩甲骨ではなく、腕や肩関節が動いている場合がほとんどです。肩甲骨は筋肉で支えられています。したがって筋肉が固くなっていると肩甲骨は動きづらくなります。
背中のコリは腰痛へ
背中の筋肉は腰の筋肉にもつながっています。したがって背中のコリを放置しておくと腰に負担がかかるようになり、腰痛を引き起こしてしまいます。ギックリ腰を経験された方はご存知と思いますが、腰痛はひどくなると動けなくなってしまうので背中のコリを感じる方は、充分な注意が必要です。
「何もしてないのに…」これを思いましたらなら、まず姿勢を見直して見ましょう。
知らなかった方は意外に感じるかもしれませんが、何気ない普段の姿勢だけでこり感がでて、ひどくなれば痛みに変わってくることもあります。
もちろん姿勢だけでコリ感が治るわけではないかもしれませんが姿勢が健康の基本と思ってください。
姿勢を気を付けている方は引き続き正しい姿勢を維持していき筋力をつけて体の不調がでないように目指していきましょう。
ある患者様で「運動を始めたのに腰の痛みが残る…」と相談されたことがあります。
体を動かして血行を良くすることで痛みが治ることは多いですが、皆さんは股関節の動きを意識されていますか?
股関節いうとアバウトな表現ですが、もっと正確に言えば股関節の柔軟性の低下ということです。
股関節は人間の身体の中で最も動く関節なので影響が大きい
股関節は下半身の中で最も大きな動きをし、あらゆる方向に動く関節です。
膝や肘などは、基本的に「曲げる・伸ばす」しか動きませんが、股関節は「前後・左右・捻る」など多くの動きを伴います。
この股関節は身体の中でも最も動く関節なので、それだけ大きな影響を与える関節です。
股関節はたくさん動く関節というだけでなく、大きな筋肉がついている筋肉でもあります。
以前にお伝えしたお尻の筋肉である大殿筋・中殿筋、太ももの筋肉であるハムストリングスなどはかなり大きな筋肉です。
これらの大きく強い筋肉が上手く働かなければ、全身に与える影響が大きくなります。
股関節は腰に隣接する関節なので腰痛に影響する
全身の関節は互いに影響しますが、特に影響が大きいのが隣接する関節です。
関節の位置で言うと、股関節は腰の下に位置しています。
つまり、腰からすると股関節は隣接する関節です。
隣接する関節が上手く動かない(柔軟性が低い)と、代償的に過度に動く必要が出てきて、大きな負担がかかります。
股関節の硬さは腰痛だけでなく膝痛にも関係する
股関節の硬さは、腰痛だけでなく膝痛も引き起こすこともあります。
これも、先ほどの腰痛の原因となる理由と同じです。
股関節は大きな筋肉がついていて、大きく動く関節です。
また、股関節は膝関節からすると隣接する関節になります。
膝そのものは、そこまで大きな動きをする関節ではありませんが、股関節の硬さがあると膝が過度に動いて膝を痛める原因になります。
腰痛を改善するには、まずは現在の腰痛の状態を詳しく知り、可能な限り正確に腰痛の原因を推測することが大切です。
その腰痛の原因の1つに股関節の硬さがあれば、ストレッチやトレーニングなどで股関節の柔軟性を上げていくことで痛みの改善に繋がっていきます。
遠回りなようですが、原因を詳しく知ることが実は腰痛改善の最短ルートであります。
もちろんまるふく整骨院でも状態を詳しく検査しお伝えする事ができますので、現在のお体の状態を確認したい方は一度ご相談ください。
最近、腰の痛みで来院されている患者さんで急にお腹周りの痛みも相談されることがありました。
診察するとよく見られる筋肉の使い方が原因だったのですが、やっぱり患者さん側からすれば元々痛めてた腰回りしか気にされませんよね。
筋肉は色々な筋肉で連動していますので、実は腰が痛くても別の箇所が痛くなることもあるんですよ。
なので今回、脇腹の筋肉で軽い説明をしていますね。
通常は急激に引き伸ばされて力が入っても痛めることは少ないですが、元々筋肉の柔軟性が低かったり、疲労が蓄積していたり、過度な力がかかり続けたりすると筋肉の損傷が起こります。
日常生活ではくしゃみなどで脇腹の痛みが起こることがありますが、基本的にはスポーツ中では体を捻った際に起こりやすいです。
脇腹の痛みの原因
・脇腹の筋肉の柔軟性低下
・脇腹の筋肉の筋力低下
・脇腹の筋肉への過度なストレスがかかる回旋動作
・脇腹の筋肉への度重なるストレス
脇腹の痛みの症状
脇腹の痛みは、鈍痛のような鈍い痛みが出たり、動かした時にだけ痛みが出たり、突然痛くなったり痛みが無くなったりと、痛みの感じ方は個人差があります。
脇腹の痛みというとあまり普段感じることが無いと思いますので、どこが痛いのか表現が難しい場合が多い箇所です。
腹痛のような感じや肋骨が痛いなどの症状で、最初は内臓が悪いのでは?と感じる人もいるようです。
スポーツ中に起こる場合は、身体を強くひねった瞬間に痛みが走りますので比較的わかりやすいと思います。
ゴルフでのスイング時、野球のバッティングでのスイング時、投球時、テニスでのスイング時などで脇腹に痛みが出ます。
ひどい場合では、呼吸でも痛みが出る可能性もあります。
痛みの種類としては、動かしたときにビキっと痛みが走ることが多いです
脇腹の筋肉は肋骨についており肋骨は呼吸をするたびに動きます。
つまり、起きていても寝ていても脇腹の筋肉は多少なりとも動きますので完全に安静にすることは難しいと思います。
その為、比較的治りにくい部位と言えます。
長ければ完治するのに1~2ヶ月かかることもあります。
先程もありましたが、脇腹の筋肉は肋骨に付いていて肋骨は呼吸をするたびに動きます。
その為、完全に安静にするのは難しいですが身体を捻るなどの動作は極力避けましょう。
初めは痛みは強いもののある程度炎症が落ち着くと痛みは減っていきますよ。
今回は脇腹の筋肉でお伝えしましたが、もちろん背中や足にも関係してきます。
予防は普段の筋肉の使い方、普段の姿勢です。
もし、ご自身で難しいのでしたらこちらでも専用の治療もご用意していますのでいつでもご相談くださいね。
こんにちは。
今年もあと一ヶ月を切りました。これからが忙しくなる方もいるかもしれません。風邪がすごく流行っていますので体調には十分気を付けて下さいね。
最近、当院でギックリ腰の患者さんがお見えになり治療をしていますが、筋肉の負担が骨盤の歪みによって発生している方が多いのです。
骨盤歪みは様々な体調不良の原因となるのですが、特に腰痛に悩まされている方が多くを占めています。
そもそも、骨盤のような一見硬そうな部分に歪みが生じてしまうのは、一体なぜなのでしょうか。今回は歪みの原因をお伝えしていきますね。
骨盤歪みによって腰痛が起こるのは、骨盤歪みによって腰椎のズレが起こるから!
骨盤は私たちの体を支える重心となる部分で、実は腰椎と繋がっています。骨盤歪みが起これば、腰椎にズレが生じます。
そして、腰椎のズレが腰周辺の神経を圧迫することで、腰痛が起こりやすくなります。
さらに骨盤の歪みで全体的のバランスが崩れるので腰だけでなく首、肩にも負担が掛かり肩こりの症状が起こる原因にもなりますよ。
長時間の悪い姿勢での座位により骨盤の歪みが起こる!
若い方でも、長時間悪い姿勢での座り仕事などで骨盤歪みが起こることがあります。
悪い姿勢で座り続けていると、その後の立って歩く姿勢が悪くなりそのまま放置すれば立位、歩行のバランスが崩れ結果、骨盤の歪みが生じます。
悪い姿勢により歪みが生じて骨盤に繋がっている腰椎も歪むので、腰痛も起こりやすくなります。
背中の筋肉の緊張でお腹の筋肉の緩みが生じることも、腹筋を低下させて骨盤が背中に引っ張られやすくなって歪みの原因になります。
原因さえ分かっていれば、腹筋や足の筋肉を鍛えたり、背中の筋肉の負担を軽減したり、などの対策を行うことが出来ますよ。
足を組むことは歪みの証拠!
人は無意識のうちに足を組む理由に「体の重心の調整のため」というのもあります。
しかし無意識のうちに足を組んでいるとしたら、骨盤の歪みによってこの体重移動に不均衡が生じ、組みやすい方の足を組んで、姿勢を安定させようとしていることの表れと言えます。
つまり脚を組むということは、重心の歪みを正すために片方に体重をかけたり、坐骨の高さを補正しようとする行動のことです。
先程もお伝えしましたが原因が分かっていれば予防、対策ができます。
骨の歪みは自分ではわからないことが多いですが、当院では患者さんにもわかりやすく説明もしますのでお悩みの方はいつでもお聞きくださいね。
こんにちは。
皆さんは寒くなってくるとあることに警戒しませんか?
当院でも最近お聞きするのが・・・ギックリ腰です。
寒くなると動かなくなったり、筋肉が固くなったりと色々お話を聞きますが、何故ギックリ腰になってしまうのか?
ご存知の方もいるかもしれませんが、経験したことのない人には(・・?ですよね。
今回はギックリ腰について触れていこうと思います。
ギックリ腰
ギックリ腰は『急性腰痛』『椎間捻挫』とも呼ばれ、いきなりグキっという衝撃と共に、腰が強烈な激痛に襲われるものです。
ギックリ腰はどうしたら起きるということがありません。原因は様々で、ギックリ腰になる人の数だけ原因があると考えた方がいいと思います。 腰椎が瞬間的にずれてしまい、腰の筋肉が負荷に耐え切れずに炎症を起こしてしまう腰痛です。
ギックリ腰になる原因として、根本的な原因になっているわけではなく、様々な要因が絡みあい、ぎっくり腰という結果になってしまいます。
筋肉疲労からの腰痛
まず1つ挙げられるのが、筋肉の慢性疲労です。ギックリ腰は突然起こりますが、症状としていきなり表れるだけで、とその原因となるものはゆっくりと進行しているのです。
中腰で荷物を持上げようとした瞬間に激痛が走ったり、よろめいてちょっと片足を勢いよくついてしまった瞬間などにギックリ腰になりやすいですが、日常の中で同じ動作をしても平気だったのに、ある瞬間にギックリ腰になってしまうのです。
これは、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が、あるとき負荷の許容量を超えてしまい、腰痛として発症してしまったと言えるでしょう。
日常生活を送る中で、筋肉疲労は必ず起こります。
それを回復するメカニズムを人間の体は持ち合わせていますが、睡眠不足や栄養バランスが取れていなかったり、運動不足や座りっぱなしの仕事を続けるなどしていると、筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていき、やがて腰痛を招いてしまうことになるのです。
骨格の歪みからくる腰痛
ギックリ腰になる原因の1つに、骨格の歪みもあげることができます。私たちの日常を振り返ってみると、立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事に就いていると、長時間、限られた姿勢でいることが多いでしょう。
こうすることで、身体の柔軟性が失われていき、同じ骨格や筋肉だけを使うことになってしまいます。
使われている筋肉には負荷がかかり、使われていない筋肉は少しずつ緩んでいきます。こうしたことが筋力のアンバランスを生み出し、骨格の歪みを招いてしまいます。
歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し、その周囲の筋肉への更なる負荷に変わります。身体のバランスをとろうとする代わりの筋肉にも徐々に筋肉疲労が蓄積され、やがて腰痛につながるのです。
いきなりの過負荷
若い人やスポーツ選手に多いギックリ腰の原因の1つで、高いところから飛び降りた着地の瞬間や、勢いよく振り返った瞬間、腹筋運動などで勢いよく起き上がったときなど、止まっている状態からいきなり動いたときや、動きの急激な切り替えの時に、腰にいきなりの過負荷がかかり、ギックリ腰を起こしてしまいます。
原因は違ってもギックリ腰は動けなくなるほど痛みがでることもあります。これから寒くなってくると、そういった状態になる人も出てきますのでご自身の体には十分に気をつけてくださいね。
今回は負荷が掛かり続けてなるギックリ腰についてお話をしましたので次回は冬のギックリ腰の原因についてお話していきますね。
こんにちは。
皆さんは腰が痛くて寝れない…という経験はありませんか?
通常、体は寝ることによって日中の疲れを回復させています。
腰も同じです。その日に受けた負担をやわらげ、次の日につなげないよう休ませるのに、体を横たわらせるのはとても重要なことなのです。ですが、腰の状態によっては、逆に寝ることで痛くなることがあります。
今回は腰痛と寝る姿勢について説明していきますね。
寝る姿勢と腰痛の関係
腰は、体全体の体重を支える大切な部位です。脊椎を支えているのは腰であるため、腰周辺の筋肉や靭帯には大きな負担がかかっています。本来腰は寝ているとき、負担が少なくなっているため、腰の痛みが軽度の筋肉疲労によるものであれば、横になって休むことで改善されることが多いです。しかし、寝る姿勢によっては、腰に負荷がかかり、かえって痛くなってしまうことがあるのです。
では、どのような姿勢で寝ると腰に負担がかかりやすいのでしょうか?
うつぶせ寝
腰を反らしてしまうため、腰椎の関節に負荷がかかり、痛みを引き起こしやすいです。
仰向け寝
本来は、もっとも腰に負担がかかりにくい姿勢と言われています。しかし、姿勢が悪い方は、仰向け寝でも腰を痛めることがあります。具体的には、腰が反っていたり、お尻が沈んで猫背になっている方が当てはまります。このような姿勢になっている方は、固い床の上で仰向けになって寝ると、腰と床の間に手が入るくらいのすき間ができます。いわゆる、ブリッジをしているような態勢ですね。また、すでに腰痛がある方も仰向けで寝ると腰が痛くなることがあります。
では、できるだけ腰に負担をかけないためには、どのような姿勢で寝ればよいのでしょうか?
腰が反る人
仰向けでまっすぐ寝ると腰が痛みやすいので、ヒザの下にクッションを入れ、ヒザを曲げて寝ることをおすすめします。
腰痛持ちの人(慢性)
横向きで寝ることをおすすめします。脚を曲げる角度によって腰の角度を変えられるため、腰への負担を少なくできます。ヒザとヒザの間と、足首と足首の間に座布団などを挟んで寝ると、骨盤のゆがみを防ぐこともできます。
もし、左右どちらかの腰が痛いときは痛い方の腰を上にし横向きになり痛みのでないようにしてくださいね。
思い当たるところがあったでしょうか。
初めに説明しましたが寝ることは疲れをとり体を回復させる大切なことです。
しっかりと回復できれば腰の痛みもなくなってきますので、是非このコーナーを参考にしていただき痛みの無い生活を過ごしましょう。
こんにちは。
皆さんは腰が痛くて整形外科で診察を受けられたことはありますか?
そこで原因の一つに運動不足と言われたことがあったと思います。ですが、腰痛と運動ってあまり結びつかず納得しづらいですよね?
今回は腰痛にならないように運動での予防について少し紹介していきます。
筋肉の柔軟性を高める運動で腰痛を予防する
腰回りの筋肉が疲労により柔軟性を失うことで腰痛になりやすいくなります。腰痛を防ぐには筋肉の柔軟性を上げなければいけません。
腰痛にならないために腰回りを柔軟にしておくためには、運動とストレッチを兼ねた軽い体操を行い腰の柔軟性をあげることです。
腰痛は固まった筋肉から
前回年齢と腰痛の発生についてほんの一例をお伝えしましたが、腰痛の起こる多くの原因は腰の周りの筋肉が固まった状態になることです。固まった状態とは筋肉が疲労し柔軟性を失った状態です、その状態でいつもより大きな負荷がかかると腰痛になります。
腰痛を予防するには腰回りを柔らかくしておくことが重要です。関節や筋肉を軽い運動やストレッチでほぐせば腰痛を防げることがあります。
腰回りの筋肉が柔軟でないのは運動不足が考えられます。適度な運動を行う習慣を身に着けましょう。激しすぎる運動も腰痛には逆効果です。激しい運動をした後は十分に筋肉を休ませることも重要です。
まずは身近な運動から
筋力トレーニングなどというと、わざわざ家に帰ってから時間をとるの大変だとか、そんな声が聞こえてきそうですが、まずは、自転車を使わずに歩いたり、できるだけエスカレーターやエレベーターは使わないなどの軽めの運動から取り組まれてはいかがでしょうか。ひと駅前から歩いて帰るようにするなど、筋力トレーニングを取り組む第一歩に踏み出せることがあります。有酸素運動を継続していくと、腰痛も改善してきて、筋力トレーニングにも取り組む意欲がでてくるかもしれません。
激しい腰痛のときは無理をして運動をしない
もし、腰を痛めてしまったら安静第一です。痛みを我慢してストレッチや運動を行うと逆効果になります。腰痛を改善するための運動は痛みが取れてから行います。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なども痛みがないからと言って無理をしてはいけません。運動は痛みのない範囲でおこないましょう。
ちなみに…
腰痛予防と腰痛改善に筋トレが良い理由とは、
人は痛いところがあると、なるべく痛いところを動かさないようにします。そうすると
その部分の筋力は低下してしまいます。筋力が低下してしまうと、その周囲の筋肉や関節が
不安定になり余計な負担が掛かるため痛みを強く感じやすくなります。
とくに腹筋と背筋のバランスが崩れることでその歪みが腰の筋肉の痛みとして現れることが多く見られます。
腰痛の予防には運動、最終的には筋力が必要になってきます。
今現在痛みのない人も体を動かす意識を持って腰痛のでない体にしていきましょう。