Blog記事一覧 > 4月, 2022 | まるふく整骨院の記事一覧
良い汗は水分だけでてくるサラサラとした汗
汗が血液から作られているのをご存知でしょうか。
血液からさらさらした水分だけの汗を出すための仕組みがきちんと働いていれば「いい汗」を出すことができます。いい汗はさらっとしていて小粒なので、肌の表面で蒸発しやすいのが特徴です。つまり少ない量でもしっかりと体温調節が出来るということです。
悪い汗は熱中症を起こしやすくなる
汗の元は血液です。大量の血液を必要とする悪い汗は皮膚の血流を増やし、脳への血流を一時的に減少させます。また神経伝達に必要なミネラルも汗とともに大量に失われ手足の痙攣を起こしやすくなります。
ちなみに脱水症状は大量の汗で体内の水分が足りなくなり汗も止まってしまい体温を下げられなくなって意識を失うこともあります。
汗をかくだけではダイエットにはなりません
汗をたくさんかくと一時的に体重が減るのでダイエットが出来たような気分になりますが、これは体内の水分が減っただけです。脂肪が燃焼したわけではないので汗をかいてもダイエットにはなりません。ダイエットは筋肉を動かして体脂肪を減少させて効果がでてきます。
1年中エアコンのきいた室内にいて「汗をかかない生活」をしていると汗をかく機能がどんどん低下していくのでまずは汗をしっかりかきましょう。そのためには運動をして汗をかくように心がけましょう。
汗をかくとべたつき女性はメイクも崩れることもあり、良い気分ではないかもしれませんがいい汗を流すことで健康な体が作れます。汗を流して気分をスッキリさせこれからの暑くなる日を健康な体で過ごしましょう。
深呼吸が身体に働きかける健康効果
呼吸は人が生命活動を維持する上で絶対に欠かせない行動です。そんな呼吸をさらに深くゆっくりと行う深呼吸、酸素を摂り込むことには人の身体を健康で丈夫にするための効果があります。
血行を促進して身体を健康にする
身体中を巡っている血液には、酸素や栄養を全身に行き届けるという大切な役割があります。血行が滞れば身体の至る部分で栄養不足や酸素不足が起きてしまいます。しっかりと呼吸をすることでそれらが改善されることがあります。
血行促進による冷え性の改善
どんなに身体を温めても手や足の先など身体のどこか一部が冷えてしまうのが冷え性の症状です。女性に多いこの冷え性は血行不良が原因で起こります。
深呼吸によって身体全体の血行が促進し手足の先まで滞りなく血液が巡ります。身体に酸素を摂り込むことで冷え性の改善や予防になりやすいです。また、深呼吸によって内臓活動が活発化することで体温が上がることも冷え性の改善効果に繋がっています。
疲労の回復がはやくなる
深呼吸をすることは疲労回復への手助けとなります。深く息を吸うことで身体の中に十分な酸素が入り酸素が体内に行き渡ることで身体中の細胞が活性化され、疲労回復能力が高まります。また、副交感神経によるリラックス効果が高まることから身体の緊張がほぐれて睡眠時や休息時による疲労の回復効果がさらに増します。
深呼吸は脳にも酸素を摂り入れます。脳に酸素が供給されることで脳細胞の働きが活発化し、蓄積されていた疲労も改善することができます。
何気なくする深呼吸にこのような効果があります。疲れがとれなくて困っている方は一度意識を持って試してみてください。
皆さまはしっかりと水は飲まれていますか?実は整骨院に来院されている患者様に伺うと結構水を飲まれていない方が多いのです。水は夏の熱中症、脱水症状対策だけでなく体に良い効果が様々あります。
基礎代謝が上がる
水を飲むと一時的に体温が下がり、カラダは下がった体温を上げようとしてエネルギーを消費する働きがあり、これを『恒常性機能』と言います。基礎代謝量を上げることで脂肪を燃焼しやすい体質になりダイエットの効果も出やすくなります。
風邪予防
水を飲むことで基礎代謝が上がり、基礎代謝が上がると体温が上がり、体温が上がれば免疫力が上がります。免疫力が上がることで風邪等の予防に繋がります。
血液サラサラ効果
血液の70%は水でできていますので綺麗な水が豊富に含まれていればサラサラな血液になります。血液がサラサラになれば生活習慣病の予防にもなります。
むくみの解消
むくみは水分不足が原因です。代謝が悪いと、体の細胞は水分を排出しようとせず、細胞に水を溜めこもうとしてしまいます。水を溜めこんだ細胞は膨れ上がりむくみが生じます。
水を飲むことを習慣化し水不足を解消すれば、代謝が上がってむくみが改善しやすいです。男性よりも女性の方が5%ほど水分が不足しているらしく、むくみが女性に多い原因の一つとなっています。
疲労回復・体力向上
体内に栄養や酸素を運ぶのは血液です。水分が不足してドロドロの血液では流れも悪くなり、栄養や酸素の行き渡りが遅くなります。水分を豊富に含んだサラサラの血は全身の疲労回復も早めてくれます。1~2%ほどの水不足(のどが渇いたと感じる時点)で脱水症状。脱水状態は疲労、筋力の低下、めまいなどを引き起こすので注意しましょう。
急に多くの水を飲むのは難しいと思います。まずはこまめに飲み徐々に量を増やしてくのがおすすめです。
血流を良くするためには基本的な生活習慣ことが大切になります。
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規則正しい生活を送る
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良質な睡眠をとる
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栄養バランスのとれた食事
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ストレスを溜めない
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体を冷やさない
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適度な運動習慣
規則正しい生活を送ることは健康の基本と言えます。
血の巡りを良くする食べ物を積極的に食べる
血流を良くするためには、野菜や果物、青魚、大豆製品、海藻、ナッツ類、など血の巡りを良くする食べ物を栄養バランスよく食べ糖分や脂肪の摂りすぎに注意しましょう。
水をたくさん飲む
血流を良くする飲み物として大切なのは「水」です。
血液の約90%は水でできています。中高年で多発する脳梗塞・心筋梗塞など水分摂取量の不足が大きなリスク要因の一つとなっているそうです。人間の1日の水分の出入りは1日約2Lです。平均的にはコップの水を後2杯飲めば1日に必要な水の量をおおむね確保できるといいます。
そのため
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こまめに水を飲む習慣を持つ
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目覚めの一杯と寝る前の一杯を飲む
まずはここから始めてみましょう。
入浴をする
入浴することで血管が開き血行がよくなるだけでなく、リラックス効果も得られます。ぜひシャワーだけで終わらせずにお風呂につかりましょう。 熱いお湯が苦手な方は、38~40度程度のぬるめのお湯での半身浴がオススメです。
普段の何気ない生活習慣を心掛けるだけで身体が守られます。お仕事やご家庭の家事などで忙しい方も小さなことから始めてみてください。