Blog記事一覧 > 7月, 2021 | まるふく整骨院の記事一覧
皆さんは腰痛と年齢を気にしていますか?腰痛の原因は様々ありますが年齢の問題と考えている方も多いと思います。
そこで今回は腰痛と年齢について少し触れてみようと思います。
高齢者の腰痛
お年寄りでよくあるのがこちらです。
転んでしりもちをついた時などに腰痛が起こり、強い負担が掛かると背骨の骨折が起こることもあります。
骨粗しょう症などで骨が弱くなっていると、椅子にドスンと座っただけでも折れることがあり、その影響で腰痛を起こすこともあります。
年配の方はくしゃみや咳などの動作で痛めることがあるので注意が必要です。
中年層の腰痛
30代から40代の中年層は、仕事とプライベート共に最も充実する年代であると同時に無茶をしがちな年代でもあります。若い頃の感覚で力仕事を始めて、ぎっくり腰を発症するケースは少なくありません。また、日曜日に同僚や上司とゴルフに出かけて腰を痛めてしまうケースもあります。この年代の腰痛は、日頃の運動不足と若さのアピールが相乗効果を起こした結果であることが多いと言われます。
青年層の腰痛
10代後半から20代の青年層では、日常的にスポーツを行なっている人を中心に腰痛が見られます。青年層は体力が充実している時期なので、体力の限界まで運動した結果として疲労性の腰痛を引き起こすことが多いのです。また、椅子に長時間座ることが多い年齢層でもあるため、慢性的な腰痛を患っている人も少なくないようです
子供の腰痛
成長期にある10代半ばまでの子供は、骨や筋肉が日ごとに成長しているため腰痛に苦しまされることが少ないといえます。しかし運動中などに腰を強く打った結果、腰痛を発症してしまうことも充分にあるのが悩みです。小さい子供は回復力の高さで、自分のしたケガの重さが認識できないこともあるので注意が必要です。
腰痛は生活習慣によってどの年代にも起こりうるものといえます。
基本的に、腰痛は安静を保っていれば長くても数ヶ月で完治する症状です。つまり、回復力の高い子供にとって腰痛はあまり悩みの種ではないともいえます。しかし、中年層の方はじっと安静にしていられない事が多く、腰痛を慢性化させてしまうことも少なくないのです。
高齢層になればなるほど、治りが遅く腰痛が日常的になってしまうため完治を諦めてしまう方もいます。
ですが、腰痛はしっかりと治療し生活習慣を見直せば治せる症状です。悩まれている方は、まずご自身の症状を把握しその上で適切な治療を行いましょう。もちろん当院でも腰痛治療をしていますのでお気軽にご連絡くださいね。
こんにちは。
皆さんは床に座るときの格好を気にしてませんか?椅子に座る格好はこのコーナーでお伝えした正しい姿勢でいいのですが、自宅では床に座ることが多くどうしても体のバランスが悪くなってきますよね?
当院でも座る格好についての質問が多いのでお悩みの方は今回の内容を参考にしてみてください。
正座
床に直に座る場合、一番腰の負担にならない座り方は「正座」です。
正座をすることにより骨盤が正しい位置に納まるため、腰へかかる力が軽くなります。
さらに、正座で背筋を伸ばすと自然に腹筋を使うので、お腹に余計な脂肪がつきにくくなります。
このように正座は体のバランスをとって腰痛を軽減するのに非常に優れた座り方でありますが、膝に負担が掛かりやすいため膝に痛みがある方は長時間の正座に気をつけてください。
横座り
床に直に座る際、女性は横座りをする方が多いかと思います。
横座りは体が自然と斜めになってしまうので、腰に大きな負荷をかけてしまいます。
また、無意識に同じ方向に足を崩すクセがつくため、負荷をかける場所も同じとなり、骨盤の歪みが慢性化し、結果的に腰痛を引き起こす原因となります。
横座りは足の血流も悪くなってしまうので、なるべく避けるようにしましょう。
あぐら
女性であぐらで座る人は少ないですが、男性ならば畳の上や床の上に座る際にあぐらで座る人は多いでしょう。
あぐらで座る時、人の体は自然と上半身が前のめりとなってしまうので、気づかないうちに腰に負担をかけています。
上半身が前のめりの状態が続けば猫背にもなりやすいので注意は必要ですよ。
また、あぐらは腰ばかりでなく股関節にも負荷がかかりますので、下半身の骨盤がずれやすくなります。
気持ち的には楽なあぐらですが、腰や股関節などの痛みがでてるときは控えるようにしましょう。
体育座り
「体育座り」、または「お山座り」と呼ばれる座り方は、「最も腰痛になりやすい座り方」と言われています。
正座でもあくらでも腰痛の原因は猫背に起因するものですが、体育座りの場合はその猫背をさらに前倒した座り方になり、椎間板に負荷が掛かりやすくなります。
さらに両膝を抱きかかえるように丸くなって座ると、猫背に拍車がかかり、腰痛はおろか体に無理のある体勢になるため肩こりも発症することになります。
どうしても体育座りをしなければならない状況であれば、体育座りをする際にお腹を反るように座れば、多少は負荷が軽減されるのでお試しください。
一番ゆっくりできる自宅でも、普段からの座り方で腰や背中に負担を掛けていることもあります。今回の内容を機に以前お伝えした立ち方と合わせて座り方も気をつけて正しい姿勢を身につけていきましょう。