Blog記事一覧 > 6月, 2017 | まるふく整骨院の記事一覧
こんにちは、まるふく整骨院のニュースをご覧いただきましてありがとうございます。
腰痛でお困りの方に何かお役に立てることはないかと、このようなブログ形式でお伝えしております。
腰痛は今や国民病と言われていますね、一般成人で数人に一人は腰痛を経験したことがあるというデータが出ているそうです。
まるふく整骨院にも腰痛を訴えて来院される患者様は多いです。そのほとんどは筋肉が原因の痛みではありますが、腰と言われている辺りをいくら揉んでもその場しのぎになるだけな場合が多いです。
今回は当院では、なぜ腰の筋肉の痛みに対して背骨・骨盤矯正をおすすめしているのかをお伝えしたいなと思います。
では、まず、こちらの画像をご覧ください
今回までの記事(腰痛の原因①から⑩)までをご覧いただいた方はこれが何かはご存知かと思います(まだご覧になられていない方は、よろしければ腰痛の原因①~⑩をご覧くださいね)が、ご紹介した筋肉のほとんどが骨盤にくっついているのがお分かりになると思います。
筋肉は生理学的にも運動学的にも骨を軸にして支えていますので、この骨盤が歪んだり、捻れたりすると筋肉も捻られた状態で支えることになります。
この状態は例えば、腰を捻った状態で10分間過ごしてみて下さい、結構いろんな箇所が痛くなるのが分かると思います。極端な例でしたが、これが背骨が歪んだり、捻じれたりしている状態です。
なので、骨盤が歪んだり、捻れたりしている方は知らない間にこういった負担を掛け続けているわけです。
いかがでしょうか?今、腰を捻り続けておられる方は、そろそろ痛みだしてきたところをご自分の手で簡単でもいいですからマッサージしてみて下さい。刺激が適切なら気持ちいいと思いますよ。
でも、手を離したらまたそこが痛くなると思います。
これがマッサージをしてもすぐに戻る腰痛の正体です。
腰の痛みを訴えて当院にご来院頂く患者様のほとんどは筋肉が原因の痛みです。
ですが、腰が痛いからと言って、特に長年腰痛であったりする方は腰を揉んでもなかなか改善されないケースが多いです。
腰の痛みは腰だけではなく他の筋肉とのかかわりで痛みを起こしやすい箇所ですので、今回も腰の痛みでお悩みの方に何か改善のヒントになって頂ければ嬉しいです。
腰痛の原因筋『前脛骨筋』
『むこうずね』と呼ばれる個所に着いている筋肉です。長時間歩いたりすると、ここがパンパンに張ってくるので、昔の人(?)はここにお灸を据えていたのだとか。経絡でいうと足三里と呼ばれる個所が痛みの原因となり易いです。
反り腰や腰を前に突き出している方などがここに負担が掛かりやすいのと、よく歩かれる方も当然ここに負担が掛かります。特にガニ股で歩いたり、歩いている際につま先がかなり外に向いて歩いている方にも多く見受けられます。
立った状態で前に屈むと痛むのに、座って屈むと痛みが出ないという方は私たちはここを疑います。
腰の痛みを訴えてまるふく整骨院にご来院される患者様のほとんどは筋肉が原因で痛みがでておられます。
だからと言って腰の筋肉を揉むだけでは改善されない場合が多いです。
実は腰痛は腰とは別の場所の筋肉が原因で腰に痛みを感じさせているケースが多いのです。
今回も腰痛と深いかかわりのある筋肉を紹介します。腰痛でお悩みの方に少しでも役に立って頂ければ幸いです。
腰痛の原因筋『下腿三頭筋』
いわゆる『ふくらはぎ』の筋肉です。実際は『腓腹筋』『ヒラメ筋』という名前がありまして、有名な『アキレス腱』につながる筋肉です。
経験上、立ち仕事が多い方、特に骨盤が前に突き出た立ち方をされている方はここに負担が掛かり傷めやすいようです。主に腰を反らすと痛みが出る場合に多いです。
立った状態で腰を反らすと痛いのに、座って腰を反らすと腰の痛みが出ない場合はまずここを腰痛の原因筋と疑います。