タンパク質
三大栄養素の一つである「タンパク質」
タンパク質は三大栄養素の一つです。人の体はほとんどが炭水化物・脂質・タンパク質の3つの栄養素から成り立っています。これらの栄養素をまんべんなく摂ることが、健康を維持するための基本です。
体はタンパク質でできている
人の体はほとんどがタンパク質から構成されています。体の70%は水分で成り立っていますが人の体の約20%はタンパク質です。皮膚や髪の毛、筋肉などを形成し、ホルモンや免疫物質などの調整機能をつくる材料にもなっています。
タンパク質は人が生きていく上で欠かせないものですが、特に子供の成長にとってたいへん重要な栄養素で体を作りあげるだけでなく脳の発達にも大きな影響を及ぼします。
脳を働かせる材料になる
タンパク質は脳を働かせる材料にもなります。脳の機能や成長をつかさどる神経細胞はタンパク質でできています。脳は多数の神経細胞がつながったものですが、それぞれの神経細胞に情報を伝達する役目をするのが神経伝達物質です。
神経伝達物質をつくるにもタンパク質の構成成分である必須アミノ酸が必要です。タンパク質が不足すると、神経伝達がうまくいかず脳の反応が遅れ記憶力や集中力の低下をまねきます。
老化を防いでくれる
タンパク質は、老化を防いでくれる効果もあります。不足すると肌や髪にダメージが出たり筋肉が損なわれて疲れやすくなったりもします。
新陳代謝に重要な役割を持つ健康な血管を保つためにもタンパク質は必要です。いつまでも若々しくいられるようにしっかりとタンパク質を摂って、新陳代謝をより活発化させましょう。