腰痛と内臓
内臓疾患が原因の場合はどんな症状が出るの?
安静にしていても痛みがあるというのが、内臓疾患が原因の腰痛の特徴といえます。
姿勢や体の動きに影響されない痛みが、主に腰の上部のあたりにあらわれます。
背中を叩くと背部から腹部にかけて鋭い痛みを感じる場合は、膵臓や腎臓などの後腹壁臓器という疾患を疑うことができます。
結石などはギックリ腰のように感じることもあります。
胃腸の不調が腰痛に
胃腸と腰の関連性はあまり有名ではありませんが、
胃腸が弱くなって腰痛になる場合もあります。
内臓疾患から腰痛になる場合もよく聞きます。
内臓が疲労などにより弱ってしまうと内臓が固くなってしまいます。
本来内臓を助けて支えているまわりの筋肉、腹部の筋肉も衰えて硬くなり、
筋肉がカバーしていた圧力が腰への負担となっていきます。
腰部の筋肉が圧迫により血流が悪くなり、
腰痛を発症してしまうという事になるのです。
病気でなくても内臓が疲れているなと感じることは皆さんも経験したことはあるのではないでしょうか?
食べすぎや飲みすぎの後に胃がもたれているのを感じたことなどありますよね。
分かりやすく言うとそんなイメージですね。
そのような内臓の疲れから、腰に痛みが出る事多いですよ。
便秘からの腰痛
便秘で便が塞き止められ、大腸が圧迫され肥大することで腰を圧迫して腰痛を引き起こすケースが見受けられます。
これに気が付いてない女性が多いです。
便秘の状態が慢性的に続いていると、「腰痛になる一歩手前の状態」が引き起こされてしまいます。
便秘の慢性化すると、腸内に便と便から発生されたガスが溜まっていき、腸を膨張させてしまいます。腸が膨張すると周辺の器官や血管、神経などを圧迫してしまい、それが血液循環の悪化などを引き起こします。