筋肉の負担は歪みから
こんにちは。
今年もあと一ヶ月を切りました。これからが忙しくなる方もいるかもしれません。風邪がすごく流行っていますので体調には十分気を付けて下さいね。
最近、当院でギックリ腰の患者さんがお見えになり治療をしていますが、筋肉の負担が骨盤の歪みによって発生している方が多いのです。
骨盤歪みは様々な体調不良の原因となるのですが、特に腰痛に悩まされている方が多くを占めています。
そもそも、骨盤のような一見硬そうな部分に歪みが生じてしまうのは、一体なぜなのでしょうか。今回は歪みの原因をお伝えしていきますね。
骨盤歪みによって腰痛が起こるのは、骨盤歪みによって腰椎のズレが起こるから!
骨盤は私たちの体を支える重心となる部分で、実は腰椎と繋がっています。骨盤歪みが起これば、腰椎にズレが生じます。
そして、腰椎のズレが腰周辺の神経を圧迫することで、腰痛が起こりやすくなります。
さらに骨盤の歪みで全体的のバランスが崩れるので腰だけでなく首、肩にも負担が掛かり肩こりの症状が起こる原因にもなりますよ。
長時間の悪い姿勢での座位により骨盤の歪みが起こる!
若い方でも、長時間悪い姿勢での座り仕事などで骨盤歪みが起こることがあります。
悪い姿勢で座り続けていると、その後の立って歩く姿勢が悪くなりそのまま放置すれば立位、歩行のバランスが崩れ結果、骨盤の歪みが生じます。
悪い姿勢により歪みが生じて骨盤に繋がっている腰椎も歪むので、腰痛も起こりやすくなります。
背中の筋肉の緊張でお腹の筋肉の緩みが生じることも、腹筋を低下させて骨盤が背中に引っ張られやすくなって歪みの原因になります。
原因さえ分かっていれば、腹筋や足の筋肉を鍛えたり、背中の筋肉の負担を軽減したり、などの対策を行うことが出来ますよ。
足を組むことは歪みの証拠!
人は無意識のうちに足を組む理由に「体の重心の調整のため」というのもあります。
しかし無意識のうちに足を組んでいるとしたら、骨盤の歪みによってこの体重移動に不均衡が生じ、組みやすい方の足を組んで、姿勢を安定させようとしていることの表れと言えます。
つまり脚を組むということは、重心の歪みを正すために片方に体重をかけたり、坐骨の高さを補正しようとする行動のことです。
先程もお伝えしましたが原因が分かっていれば予防、対策ができます。
骨の歪みは自分ではわからないことが多いですが、当院では患者さんにもわかりやすく説明もしますのでお悩みの方はいつでもお聞きくださいね。