Blog記事一覧 > 7月, 2020 | まるふく整骨院の記事一覧
自粛生活が終わり約一ヶ月となります。最近は出歩く方も増えてきていますが、皆さんは歩いていて違和感を感じていませんか?
自粛中にまともな運動を出来ずにいて、いざ歩こうという時に足腰に痛みや力が入りにくい、といったお話を当院でも耳に致しました。
特に膝に関しては「何か違和感がある…」との話が多いですので、今回は膝に関しての内容を少しお伝えしますね。
「膝が重い」は痛みの予兆かも
一口に膝が痛いといっても、弱いものから強いものまで人によってさまざまあると思います。ただ、痛いと感じる状態になる前に違和感を覚えることが多いので、普段から注意するようにして下さい。
例えば、「膝が重たい」「膝の関節がかみ合っていないような感じがする」といった症状があれば、それは膝の痛みの予兆かもしれません。
日ごろの運動量が少ない人は要注意
膝の痛みの原因には、スポーツや仕事などによる過度な負荷や膝に負担のかかるような悪い姿勢、ですが、実は運動不足も膝の痛みの原因の一つで、運動不足に起因する2つの現象が痛みを引き起こすといわれています。
筋力の低下
膝関節は、主に膝関節を曲げ伸ばしする動作に関係する筋肉「大腿四頭筋」と「ハムストリングス」という筋肉によって安定した状態に保たれています。膝を長い間あまり動かさないことでこれらの筋肉が衰えると、膝に過剰な負担がかかるようになり痛みが生じます。
運動量が減少し、加齢や肥満による膝の痛みから自宅にこもりがちになることも要因となります。
関節の柔軟性低下
膝をあまり使わないと膝関節の柔軟性が失われることがあります。運動不足によって起こる膝の痛みが原因で膝関節が硬くなっていくのです。 膝の関節が硬くなると、周囲の組織に痛みが生じるようになったり、脚をしっかり伸ばせないため、ふくらはぎに負荷をかける歩き方になり、それが続くと股関節を痛めてしまったりします。そうなると、動くのがおっくうになって、さらに運動不足になるという悪循環に陥る恐れがあります。
筋肉の疲労
運動量が少ないと…とお伝えしましたが、一番運動がしやすい過剰なランニングも膝の症状の原因の一つです。
慣れないランニングで筋肉の疲労が溜まったままランニングを続けると、膝への負荷が増加してしまい、筋肉などが炎症を起こし痛みが生じてしまう場合があります。
対策としては、まずは走らずに、ウォーキングからはじめて基礎体力や筋肉をつけていくことを目標にするのをおすすめします。
膝関節は歩行の際に重要な体の部分です。痛みがなくても何日も違和感が続いていたら
軽く考えずに医療機関にご相談下さい。当院でも痛みの改善、筋力強化、歩行指導といった膝に関する治療もさせてもらっていますのでお気軽にご相談下さい。