知っていますか?筋肉の大切さ
こんにちは。
皆さんは現在しっかりと体を動かせていますか?
最近は暑い日や雨の日が続き体がだるく、しんどいことが増えているかもしれません。
ですが、前にお伝えしたとおり体を動かし汗をかき水を飲む、これだけでも体に良く健康に近づけるのです。体を動かす習慣を作っていきましょう。
そこで今回は体を動かすのに大切な筋肉の役割についてお話します。
1:動作を行う(力を出し運動を行う)
これは一番イメージしやすい筋肉の働きですね。運動というと全身を動かすようなスポーツを連想しますが、日常の中でご飯を食べたり、パソコンのキーボードを打ったり、笑ったり、うなずいたり、お話をしたり、そういう小さな動きもすべて筋肉によって起こります。
2:熱を生産する(体温の維持)
食べ物がエネルギーを生み出すことはご存知だと思いますが、筋肉はそのエネルギーを利用する過程で熱を生み出し、体温維持に働きます。
筋肉が収縮すると熱が生まれます。これも運動をすると体が温かくなるのを感じることからもイメージしやすいと思いますが、実は筋肉は運動をしていない時もエネルギーを消費して体温を維持してしてくれています。これが基礎代謝といわれるものです。
筋力が増えると太りにくいのは、この基礎代謝が増えるからですね。
3:姿勢の維持
我々人間は重力の中で生活しているため筋肉を使って生活しています。
人間の柱となるのは、骨や骨同士によって作られる関節ですが、骨だけではとても不安定ですよね。骨の周りに筋肉がつき、収縮することによって、安定した姿勢や動作を行うことができます。
体重の10%ほどもある重い頭が、細い首の骨の上で落ちることなく、不安定な場所に留まることができるのは、首の筋肉が常に収縮しているからなんですね。
4:外部の衝撃から内臓や骨格を守る
人体は骨格で囲まれた枠組みの中に、生命維持を司る脳、心臓、脊髄、内臓、神経、血液、体液などが収まっています。もし筋肉がなければ、内臓は外気にさらされてしまいますし、骨折のリスクもとても大きくなり危険であることは簡単に想像がつくと思います。筋肉は、人体を家に例えた時に壁にあたるとっても大切な役割をしています。
5:体内物質の貯蔵や運搬
筋肉は運動を起こすために骨や関節についている骨格筋の他に、体内で働く心臓や胃、腎臓や肝臓、呼吸において重要な横隔膜なども筋肉です。これらの筋肉が正常に働くことによって、体内の物質が各所に分配、貯蔵されることによって生命活動は維持されています。
また骨格筋には膨大な量の毛細血管が張り巡らされていますので、筋肉運動によって血液を通して酸素や栄養を運び、老廃物を戻すなどの働きが行われます。
筋肉は運動、姿勢など健康には必要不可欠です。
人それぞれ時間はかかりますが年齢関係なく誰でも身につけることができます。
体を動かし健康なお体でこの夏を乗り切りましょう。